教育研修

イベントレポート in 札幌 with フジゼミ

2025年12月20日

世界初の“木質カードゲーム” DELTASENSE
合言葉は「難しいことは簡単に。簡単なことはより深く。」
今回はいつもと場所を変えて、北の大地北海道に集結。

12/20に実施した体験会から、卓上で生まれた価値あるトピックを中心にお届けします。

本記事の構成

  1. 参加者
  2. 卓で生まれた主要トピック
  3. お土産のお裾分け
  4. 次回案内 & お問い合わせ

参加者

今回はふじゼミの皆様と一緒に、総務省公認のプログラム「異能vation」に向けて説明会連動企画、
「異彩共創アイデアソン2025 in札幌」でご活用いただきました。

ふじゼミは北海道の小中学生向けに大学生主体で、
Scratch(ビジュアルプログラミング言語)などの無料のプログラミング体験会を定期開催しています。

そして今回は、いくつもの大学から総勢約30名におよぶ参加者が参加してくださいました。

様々な意見と背景が交錯して、いくつもの素敵な企画が発表されていく光景が素晴らしかったです!!

卓で生まれた主要トピック

企画名A:完全体験型ショールーム「Touch & Fee(l) Museum」

~「売らない」からこそ売れる。入場料を払ってでも行きたくなる家電の美術館~

参照情報との関連性

音声内で議論されていた「家電量販店が入場料を取る」「美術館やテーマパークのようにする」「ショールーム化を逆手に取る」というアイデアを具現化しました。

キャッチフレーズ・訴求メッセージ

  • 共感型: 「ネットの口コミだけじゃ、本当の使い心地はわからない。失敗したくないあなたへ。」
  • 未来型: 「ここは、家電を買う場所ではありません。あなたの未来の生活を“試着”する場所です。」
  • 行動型: 「今週末、1,000円で最新テクノロジーに触れに行こう。そのチケット代は、未来への投資になる。」

企画概要

従来の「商品を売るための店舗」を撤廃し、完全に「体験するための有料施設」へと転換します。 最新家電、美容機器、オーディオ等を、美術館のように美しく展示し、実際に自宅のような環境で長時間試せる「体験」を提供します。その場での在庫販売は行わず、購入は全てオンライン(QRコード経由)で完結。入場料は発生しますが、購入時にはその分がポイントや割引として還元される仕組みです。 「Amazonで買うために下見をする」というショールーム化現象を嘆くのではなく、それを公式のビジネスモデルへと昇華させます。

Goal(目的・目標)

  • 【定性】理想状態・ビジョン: 「家電選びを“作業”から“エンターテインメント”へ変える」。 価格競争からの脱却と、スペック比較ではない「感性」での購買行動を定着させる。
  • 【定量】数値目標:
    • 来場者数:月間5万人(渋谷エリア想定)
    • 体験からのEC購入転換率(CVR):20%以上(通常ECの10倍を目指す)
    • 入場料収益による店舗固定費の50%カバー

Issue(現状分析)

  • Customer(顧客): ネット通販は便利だが、「質感」「重さ」「実際の音や風量」が分からず、購入に不安がある。一方で、量販店に行くと店員に売り込まれるのが面倒だと感じている。
  • Competitor(競合): Amazonなどの巨大EC(価格・利便性で勝てない)、従来の家電量販店(ポイント還元競争で疲弊)。
  • Company(自社): 実店舗という資産があるにもかかわらず、単なる「在庫置き場」「無料のショールーム」になってしまっている。店員の知識量や接客スキルが活かしきれていない。

Solution(戦略立案)

  • PPM分析(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント): 既存の「物販」を捨て、「体験」を新たな【花形】事業と定義します。在庫リスクという【負け犬】になりうる要素を排除します。
  • 4C分析(顧客視点の再構築):
    • Customer Value:失敗のない買い物体験、ワクワク感
    • Cost:入場料(ただし実質無料化可)+商品価格
    • Convenience:手ぶらで帰れる(配送)、比較検討のしやすさ
    • Communication:売り込みではなく「ガイド」としての接客
  • STP分析:
    • Segmentation:20〜40代の都市部生活者、こだわり派。
    • Targeting:ネットで情報は集めるが、最後の一押し(実感)が欲しい層。
    • Positioning:価格最安値ではなく「納得感最高値」のポジション。

Operation(実行計画)

  • 集客: SNS映えする内装デザインによるInstagram/TikTokでの拡散。インフルエンサーを招待した「ナイトミュージアム」イベントの開催。
  • 受注: 気に入った商品はその場のタブレットや自身のスマホからQRコードで購入。商品はメーカー直送または倉庫から最短配送。店員はノルマを持たず、中立的なアドバイスに徹する。
  • 継続: 入場履歴に基づいたCRM(顧客関係管理)。「以前試したドライヤーの新モデルが出ました」といったパーソナライズされた案内を送付。会員制サブスクリプション(月額500円で入り放題など)の導入。

Value(便益)

  • 消費者: 店員につきまとわれるストレスなく、納得いくまで商品を試せる。入場料は購入時に戻ってくるため、実質リスクゼロで賢い買い物ができる。
  • 協業先(パートナー): メーカーは、量販店への棚代(協賛金)ではなく、「体験データ」に対して出資ができる。どの商品がどれくらい触られ、どこで迷ったかという貴重な行動データが得られる。
  • 社会: 「安さ」だけを求める消費から、「価値」を理解する消費への転換。返品率の低下による物流負荷の軽減(環境貢献)。

常識を覆すような創造的な仮説

「“買わない客”こそが、最高の上客になる」 従来、買わずに帰る客は「冷やかし」でしたが、このモデルでは入場料を支払う時点で収益客です。さらに、体験に時間をかける人ほど、納得して購入し、ファンになってくれる可能性が高いという仮説です。

因果的な問い

なぜ家電量販店はワクワクしないのか? → 在庫を効率よく捌くための「倉庫」のような陳列になっているから。

なぜ倉庫のような陳列なのか? → 坪単価ごとの売上効率を最大化し、多品種を置くことが正義とされているから。

なぜ多品種を置く必要があるのか? → 顧客が「比較」を求めていると思っているから。しかし、本当に求めているのは比較ではなく、「自分に合う正解を見つける体験(納得感)」ではないか?

お土産のお裾分け

2025/12/20 異能Vation『ふじゼミ ✖️ DeltaSense』

 ※今回は異能vationアワード提出に向けて、松原指南役からNotionにておまとめ頂きました。

 ※上記リンクは7日後に閲覧が出来なくなります

今回、フジゼミの皆様と体験して考えたのは、「先入観を取り払う価値」についてでした。

何を言ったかではなく誰が言ったかに陥ってしまう理由。

それは、「どうせ◯◯なんでしょう。」という先入観や憶測だけで物事を判定してしまうから。

だから人は、「この人だったら」という希望も込めて誰が言ったかに期待しているのだなと。

色眼鏡を掛けずに情報を捉えるフジゼミの学生たちに未来を感じました。

次回案内 & お問い合わせ

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