2025年12月17日
世界初の“木質カードゲーム” DELTASENSE。
合言葉は「難しいことは簡単に。簡単なことはより深く。」
前回に続き、今回も異業種が一卓に集結。
今回は、12/17に実施した体験会から、卓上で生まれた価値あるトピックを中心にお届けします。
本記事の構成
参加者
- 湘南・逗子・葉山の工務店:将来は徹底的に楯突く右腕として、時代をリードする企業をフォローすること。DELTAのファン過ぎて、有給休暇を活用して足を運んでくださいました。
- DELTA SENSEのデザイナー:建築意匠設計デザインの世界で得た感性から、イマーシブに誘うトリガーをDELTA SENSEに施した。心の深淵を覗くデザインを考案中。
- インタラクティブなボーカリスト:音楽で世界征服を目指す。神秘的でかつアンダーグラウンドな世界観を取り込みながら、夢中の瞬間を演出することを生業としている。
- 潜在労働力を活用したBPO事業の経営者:働きたくても働けない人々の就労支援の仕組み化を展開。将来の夢は、日本の少子高齢化問題を本気で解決すること。
- 横浜を中心に活動する占い師:元々はDTP界隈のエンジニア。将来は計算可能な占いから不可能性を克服する占い師として活躍することを志している。
- 日本の軍事力底上げを目指す元軍人:リスクコンサルタントの経験からリアリズム志向を持つが、実は生粋のドリーマーだったりする。将来の夢は国防に寄与すること。
- 日本一のホワイトニング会社会長:仕事に飽きないために、仕事の奥行きを広げることが目下の夢。今は、次の柱を作るために様々な領域の知見を蓄えている最中。
- 森林系を専攻とする学生:先日も立教大学の会に参加。今回はこれまでとは違う息吹に触れるために参加。自分の中にある言葉にならない想いを紡ぎ出すことを勉強中。

卓で生まれた主要トピック
事例A:[メディチ家とルネサンス(金融による文化の物語化)]

・参照情報との関連性
- この事例が、参照テーマのどの構造・課題・仮説に重なるか?
参照テキストにおける「キャッシュレス決済業界(金融)と教育の間に『作家』が入る」「巨大銀行や政府もストーリーテラーに従っている」という仮説に重なります。歴史上、金融資本(巨大銀行)がパトロンとなり、作家や芸術家を通じて社会の「空気(物語)」を作り変え、結果として教育や文化レベルを爆発的に向上させた最大の成功例です。
・内容説明(Overview)
- 何を目的とし、どのような背景と手法で行われているか?
15世紀イタリア・フィレンツェにおいて、銀行家であったメディチ家は、蓄積した金融資本を単なる利殖に留めず、芸術・哲学・科学(当時の先端教育)へのパトロン活動に投じました。これは「高利貸し」という当時のキリスト教的タブーによる汚名を浄化(参照テキストの「浄化」という言葉とリンク)する目的もありましたが、結果として「人文主義」という新しい物語(ストーリーテリング)を社会に実装し、中世から近代への扉を開きました。
・定量データ(Quantitative Evidence)
- 成果・結果・傾向・業績・効果測定などの情報:
- [データ①] メディチ銀行は全盛期、欧州各地に支店を持ち、教皇庁の財務管理者として莫大な富(現在の価値で数億ドル規模とも言われる)を運用した。
- [データ②] ミケランジェロ、ボッティチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチらへの支援額は計り知れず、彼らが生み出した作品の観光資源としての経済効果は、500年経った現在でもイタリアGDPの重要な一部を占める。
- [データ③] 当時発明された「複式簿記」は、単なる計算手法を超え、世界を定量的に記述する「共通言語(プロトコル)」として現代資本主義の基礎となった。
・定性データ(Qualitative Insight)
- 関係者の証言・現場観察・記事から得られた情報:
- [観察①] 参照テキストにある「未来にいる作家が書いている小説」のように、当時のフィレンツェ市民にとってメディチ家が提示した世界観は、神中心から人間中心へと世界を書き換える「魔法」のように映ったはずである。
- [証言②] 「金は人を支配するが、文化は時代を支配する」。ロレンツォ・デ・メディチの行動は、単なる金持ちが文化人を育てたのではなく、文化こそが最強のブランディングであることを証明した。
- [記述③] 参照テキストの「巨大銀行がストーリーテラーに従う」という逆説同様、メディチ家自身もまた、プラトン・アカデミーなどの哲学者(作家)たちが描く理想郷の物語に突き動かされていた側面がある。
・行為主体が生み出す功罪(Actor Impact)
- 当事者が得たものと失ったもの
メディチ家は「王なき王」としての政治的権力と不朽の名声を得ましたが、その過程で多くの政敵を作り、追放や暗殺の危機(パッツィ家の陰謀など)に常にさらされました。また、文化への過度な没頭は、本業である銀行経営の規律を緩ませ、後年の破綻を招く遠因となりました。
・消費者に与える功罪(User/Customer Impact)
- 第三者に与えたものと失ったもの
市民は「ルネサンス」という圧倒的な文化的恩恵、教育の機会、都市の美化を享受しました。一方で、金融支配による格差の拡大や、政治的な自由の制限(事実上の独裁)という代償を払うことになりました。
・社会に与える功罪(Societal Impact)
- 社会が得たものと失ったもの
人類史レベルで見れば、科学革命や宗教改革の種を蒔き、近代社会の礎を築いた功績は計り知れません。しかし、金権政治の原型を作り、芸術や学問がスポンサーの意向に左右される構造を定着させたとも言えます。
・特記事項および成果(Notable Outcomes)
- 他社(他国)との違い、意外な副次的成果、第三者からの評価・受賞歴など
参照テキストの「キャッシュレス決済(金融)」が「教育(文化)」を変えるという文脈において、メディチ家は「金融システム(為替手形等)」と「知の爆発」を直結させた点が特異です。彼らは単に絵を描かせたのではなく、世界の解釈を変える「物語」に出資しました。
・その事例から生まれる創造性に溢れた新説/仮説(Disruptive Hypothesis)
- この事例から導かれる新たな教訓、ドキドキワクワクするようなロマンある仮説
「現代のGAFAやWeb3長者は、21世紀のメディチ家になる義務がある」
参照テキストで触れられた「メタ社」がメタバースの作家になろうとしたように、次世代の金融(暗号資産やフィンテック)の覇者は、単に利便性を提供するだけでなく、新しい時代の「倫理」や「美意識」という物語を提示するパトロンにならねばなりません。キャッシュレスデータから個人の信用だけでなく「徳」を可視化し、それが新たな教育評価につながるような社会システム。それはまさに「金融が描くSF小説」の実装です。
・欠点・懸念・改善事項(Critical Notes)
- 問題点、未達成目標、ステークホルダーからの反発、制度上の壁
- 改善の方向性や他領域での応用可能性
「パトロンの好みが文化の基準になる」という危険性です。現代において特定の企業が教育や文化のストーリーテラーになると、多様性が失われる懸念があります(参照テキストのメタ社のくだりと同様)。改善の方向性は、ブロックチェーンを用いたDAO(分散型自律組織)による「分散型パトロネージュ」です。

お土産のお裾分け
※要約/リサーチとは、一歩踏み込んだ考察です!
研究計画の題材選びにもぜひお使いください!
※講話用/講話物語とは、体験談を人に伝えることを想定したものです!
日常の会話から中長期経営構想の発展する際にお使いください!
※企画/レポートとは、事業に+αを添える企画案です!
中長期経営構想の1つとしてお納めください!
※上記リンクは7日後に閲覧が出来なくなります
今回、各セッションを拝見して考えたのは、「人の世に掛けたられた呪い」についてでした。
我々の眼の前に広がる世界、見える世界と視える世界は似ているようで何かが違う。
視えていたのに防げなかった未来、見えていたから防げた未来、その境を分けたのは何か。
それは、寿命という呪いを越えて情報が「信仰に昇華出来たかどうか」にあるのかなと。
呪いを解き放つために、情報を座標で捉える必要があり、そのためにDELTAを活用出来たらと思いました。

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