2026年1月14日
世界初の“木質カードゲーム” DELTASENSE。
合言葉は「難しいことは簡単に。簡単なことはより深く。」
前回に続き、今回も異業種が一卓に集結。
今回は、1/14に実施した体験会から、卓上で生まれた価値あるトピックを中心にお届けします。
本記事の構成
参加者
- 創業50年企業の人事総務:将来は徹底的に楯突く右腕として、時代をリードする企業をフォローすること。再び有給休暇を活用してご参加頂きまして、指南役でも毎回助けられています。
- DELTASENSEデザイナー:建築意匠設計デザインの世界で得た感性から、イマーシブに誘うトリガーをDELTA SENSEに施した。現在は公式サイトのデザインを思案中。
- 渋谷を中心に治める投資家:時代の流れを読み、的確に流行を抑えて投資を展開。裡に秘めた熱い情熱が時々垣間見える人柄が素敵でした。
- 元メンサ会員:今年はある領域でNo1を目指すべく奔走する所存。前日に参加連絡を頂き、仕事の合間に駆け付けて頂きました。その気持ちが嬉しかったです。
- 会員制ジムの経営者:見慣れた業界、退屈な日常に飽き飽きしている節がある中で、異業種の話や未知の領域に手を伸ばす体験を喜んで頂いておりました。
- 広告運用コンサルタント:美容系やフィットネスでバズを生み出してきた。言語化に苦戦しつつも、組み合わせから生まれる発想の光に興味関心を持って頂きました。
- 日本一のホワイトニング会社会長:仕事に飽きないために、仕事の奥行きを広げることが目下の夢。記号型消費の可能性について新たな展開を構想中。
- 建築プロデュースを目指す学生:先日も立教大学の会に参加。上京して、東京でチャンスを掴むべくアクティブな毎日を送っている。困難な選択肢を狙う姿が共感を集めていました。

卓で生まれた主要トピック
事例:[日本産木材の「ラグジュアリー・ブランド化」とサプライチェーン革命]
・参照情報との関連性
- この事例が、参照テーマのどの構造・課題・仮説に重なるか?
「50年の空白」が生んだ林業の停滞を逆手に取り、日本産木材を海外富裕層向けの高級ブランドとして再生させるビジネスモデルの事例です。「虫食い」などの欠点をアートに変える視点や、異業種(IT・物流)との連携による構造改革は、衰退産業再生のモデルケースとなります。
・内容説明(Overview)
- 何を目的とし、どのような背景と手法で行われているか?
戦後の植林政策から放置され「伐採期」を迎えた日本の森林資源(負の遺産)を、高付加価値商品として再定義する試みです。
具体的には以下の3点の手法が取られています。
- 市場の裁定取引(アービトラージ):国内では安価な木材を、円安と日本ブームを背景に、海外富裕層へ「高級素材」として高値で直販する。
- ネガティブ・アセットの転換:従来廃棄されていた「虫食い材」や「不揃いな木」を、レジン(樹脂)と組み合わせて「世界に一つのアート家具」として販売する。
- 異業種連携によるDX:林業にIT営業マンやライブコマース(配信販売)を導入し、受注生産モデルでロスをなくす。
・定量データ(Quantitative Evidence)
- 成果・結果・傾向・業績・効果測定などの情報:
- [データ①] 資源量:日本の国土の約75%(4分の3)が森林であり、世界有数の森林資源大国。特に東京都(奥多摩等)は面積の94%が森林である地域も。
- [データ②] 価格格差:日本国内では二束三文の木材が、加工品(一枚板テーブル等)となると海外で200万円以上で取引される事例がある。南部鉄器の海外成功事例(カラーポット)と同様の現象。
- [データ③] 新市場:Z世代や海外市場において、「均一な製品」よりも「虫食い穴」などの欠陥を「デザイン(味)」と捉える消費トレンドが拡大中。
・定性データ(Qualitative Insight)
- 関係者の証言・現場観察・記事から得られた情報:
- [観察①] 「木かチタンか」:最先端素材(チタン)と同列に語られるほど、木材には「情緒的価値」があり、高級ガジェットの筐体になりうるポテンシャルがある。
- [証言②] 既存の組合ルートを通すと「中抜き」されるが、海外直販やライブコマースなら利益が生産者に残る。
- [記述③] 物流業界(海運・陸運)が単に運ぶだけでなく、商社機能を持って「日本のブランド」をプロデュースする動きが出てきている。
・行為主体が生み出す功罪(Actor Impact)
- 当事者が得たものと失ったもの
林業・木材業界は、国内の価格競争から脱却し「外貨獲得産業」へと進化するチャンスを得ました。一方で、海外輸出には検疫や乾燥技術、語学力といった新たなスキルセットが必要となり、旧来の職人には高いハードルとなっています。
・消費者に与える功罪(User/Customer Impact)
- 第三者に与えたものと失ったもの
海外の顧客は、日本独自のストーリーと高品質な素材を手に入れられます。逆に国内消費者は、良質な国産材が海外へ流出することで、国内価格の上昇(買い負け)のリスクを将来的に抱える可能性があります。
・社会に与える功罪(Societal Impact)
- 社会が得たものと失ったもの
「木を切ること=環境破壊」ではなく、「適切に切って使うこと=森林保全(更新)」という正しいサイクルの定着に寄与します。放置林が整備されれば、花粉症の緩和や土砂災害の防止といった社会的利益も生まれます。
・特記事項および成果(Notable Outcomes)
- 他社(他国)との違い、意外な副次的成果、第三者からの評価・受賞歴など
「南部鉄器」や「和牛」が辿ったブランド化の道筋を、木材産業が追随しています。特に「虫食い=ヴィンテージ」という価値転換は、アパレル産業のトレンドとも共鳴する現代的な現象です。
・その事例から生まれる創造性に溢れた新説/仮説(Disruptive Hypothesis)
- この事例から導かれる新たな教訓、ドキドキワクワクするようなロマンある仮説
「林業のテック・エンタメ産業化」
労働集約型の「木こり」モデルではなく、ライブコマースで伐採を中継し、ブロックチェーンで木の歴史(トレーサビリティ)を保証する。木材は単なる資材ではなく、「天然のNFT(代替不可能な資産)」として投資対象になる未来が予測されます。
・欠点・懸念・改善事項(Critical Notes)
- 問題点、未達成目標、ステークホルダーからの反発、制度上の壁
- 改善の方向性や他領域での応用可能性
「産地偽装」のリスクが高まるため、法的なブランド保護と認証システムの整備が急務です。また、既得権益を持つ既存流通(市場・組合)との摩擦をどう解消するかが、普及への最大の壁となります。

お土産のお裾分け
※要約/リサーチとは、一歩踏み込んだ考察です!
研究計画の題材選びにもぜひお使いください!
※講話用/講話物語とは、体験談を人に伝えることを想定したものです!
日常の会話から中長期経営構想の発展する際にお使いください!
※企画/レポートとは、事業に+αを添える企画案です!
中長期経営構想の1つとしてお納めください!
※上記リンクは7日後に閲覧が出来なくなります
今回、各セッションを拝見して考えたのは、「簡単なことをより深くする難しさ」についてでした。
将来起きうる事件とは何かを考えた時、必ずしも人が事件を起こすわけではないと感じられました。
知らず知らずのうちに第三者を傷つけていた結果、無自覚に事件のトリガーを引いていることもある。
繋がりすぎた時代は、知らない誰かをも巻き込んでいることの恐ろしさ。
そんな、未知の領域を照らすような場面、話題、対話を楽しめるのもDELTA SENSEの魅力だと思いました。

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